「風呂敷の使い方」補足資料
日本では、奈良時代から「布でモノを包む」という文化があったと言わ
れています。
当時、入浴には心身を清めるという大切な意味があり、入浴前に布(平
包み・ひらつつみ)の上で 白衣に着替えて入るという習慣がありまし
た。
その床に敷いていた布のことを、江戸時代頃に一般的に 「風呂敷」と呼
ぶようになったと言われています。
また、濡れてしまった衣類をその敷布で包んで持ち帰ったことから、風
呂敷にモノを包んで運ぶという 現在の使い方になっていったのではない
かと考えられています。
もともとは絹や木綿で作られていた風呂敷ですが、1950年頃から化学
繊維も使われるようになり、 さまざまな風呂敷が作られるようになりま
した。昭和40年頃にはナイロンの風呂敷が引き出物などを 包むのに普
及し、大量生産されるようになりました。
現在は贈答品を渡す時に使うのが一般的な使い方となっていますが、近
年はレジバッグやエコバッグの 代わりとして、またデザインも多様にな
ったため、おしゃれのひとつとして見直されています。
検察官や弁護士などは、今でも伝統的に書類等を持ち運ぶ際に風呂敷を
使っています。
伝統を継承するという意味もありますが、証拠品や凶器などが規格サイ
ズの鞄では入らないことが多い といった理由もあります。
【参考冊子】
★日経おとなのOFF(抜粋)
*和物案内ページ(吉兆料理長・徳岡さんインタビュー記事)
*風呂敷ページ(抜粋)
はがきに記載した包み方
【参考URL】
http://homepage2.nifty.com/futava/furosiki/method/meth.htm
風呂敷の使い方(包み方等の手順記載あり)
http://www.kakefuda.co.jp/furoshiki/history.html
京都に古くからある染めやさん(風呂敷やさん)のブログです。
*「風呂敷の使い方」で動画を検索すると、様々な包み方がMovieで閲覧
できます。